しめやかな狂気の中で 無益な憂いをかきまぜて ペリエの泡でも数えましょう 目にとまらなかったこと 思い及ばなかったこと それらを罪や悪とするのなら 期限の利益を放棄します ああだからせめて 振り向かないで立ち去ってほしい さようなら にどとあえない …

にわかに整えたリズムで歩いていたら 目の前をびりびりとおりすぎてく電波に あっさり周波数を合わせ損なって 僕は立ちどまり瞬く間に圏外 ☆コトバナパラレル「アウトオブレンジ」☆

きめてすすむ すすんできめる どちらでもいい とにかくいこう ☆コトバナパラレル「いこう」☆

そこにいて必要なものは 英熟語でもbe動詞でもなかった 思いと同じか似た意味を含む 多くではない生きた言葉だった ☆コトバナパラレル「words」☆

どの道を選んでいてもたぶん ここに行きついたのだとおもう それは運命と呼ぶのかどうか 選択は常に委ねられている 信じるつもりがあるのなら 言葉が息のあるうちに 汗とともに滲み出る焦りと 肩を這うゆるやかな空気 ☆コトバナパラレル「synchronism」☆

２％達成

セブン・イレブンでお茶とお菓子を買って 遠回りをして歩いてみたら ゆうべ気にしたにおいはもう慣れていて 人と文字が違っているだけのような錯覚 近くて遠い母国を思い アイムエイリアンとくちずさみながら 裏腹に僕は景色に溶け込んでしまう ☆コトバナパ…

電波でしか繋がれない世界には居たくない ☆コトバナパラレル「connect」☆

なにもかも越えていくつもりなら これ以上きみに憧れていてはいけない ☆コトバナパラレル「going」☆

ありふれた稀少性のために 時間を失うなんてばかげている ☆コトバナパラレル「rarity」☆

どこにいても自分は自分 部屋の中で思うのと どこかにきて思うのと 同じ言葉をならべても 何かはっきりと違っている ☆コトバナパラレル「wherever you are」☆

喉の渇きも 心の渇きも おなじものだと見くびっていた ☆コトバナパラレル「thirst」☆

言葉が役に立たなくなってはじめて 本当のことはみえるのかもしれない デバイスの電源をＯＦＦにして からだじゅうの神経をＯＮにして ☆コトバナパラレル「switch」☆

謙虚でも自棄でもなく むしろエゴイスティックに 水や空気のような存在でありたい ☆コトバナパラレル「water」☆