2008-01-01から1年間の記事一覧

忘れないでいよう

忘れないでいよう はじまりもおわりも途中も 行くのはぜんぶ私だということを 繰り返しているのは季節だけ すべてはゆっくり失われていく 若しくはある日突然に だからこそ あなたと出会ったときの私が 私自身であったこと お互いの目の前には 本当の自分た…

conceit

正しさと呼ぶことの一切 誤りと呼ぶことの一切 決定根拠は稚拙なルール 迷いは罪じゃないよね たしかそう そう So maybe 一切合切しょい込んで しかめっ面のスタイル だれにみせたいの to whom...? いつも誰かを傷つけてしまう ナ ン テ サ…

何のために祈ろう

奇跡はおこらなかった あのひとはしんでしまった 時をもどせたらどこへもどろう きっとこわくてどこへももどれない つめたいかぜがふきつけても あのひとはなにもかんじない 血液さえこの世に遺されてはいない だからもう凍えることもない さあ何のために祈…

2008.12

一年のほこりをはらいながら ことしもまたおもう あれもしておけばよかった これもしておけばよかった いつもこんなとこまで来て にが笑い 短い旅の準備 からっぽのかばんも シマウマみたいになった車も 去年とまるで同じさ ひとつちがうのは いきさきにもう…

プレゼント

「パパはいいこじゃなかったからプレゼントもらえなかったの?」 君たちの笑顔をたくさんもらったよ

MY WISH

ねがいはひとつ あしたもみんな いきていますように

きみとの愛に約束はいらない なぜって それが愛だろ

HALF MOON KISS

はんぶんの月をたよりに 言葉を手繰る 煙突のけむりがカーテンみたいに 星の表情を遮っている おろしたての真綿のような あなたの微笑みをまえにして 言葉は飾りに過ぎなくなって 僕は眼をとじて 右手のポケット 砕ける理性を堰き止める 明日がなくてもいい…

カレイドスコープ

小さな過去と 大きな未来 君たちの瞳は カレイドスコープ きらきらの今

4W

まにあうひとは いつだってまにあう ておくれのひとは いつだってておくれ どこにいても だれといても なにをしても

☆ことばえん☆

☆ことばえん☆ ことばをめぐる、不思議な冒険の旅へようこそ!! ブログ友達のfloworldさんのすてきな童話小説「ことばえん」に、私しぇるが写真の おてつだいをさせていただいています floworldさんのブログ「FLOWORLD」で、全37話を年内に順次掲…

イノセンス

僕等が曲り切れなかったのは 案外ゆるやかなカーブだったりした 若さを憎んで それでも愛して 未来は赤の他人 無邪気さという遠心力

あたらしい命のためにおちてゆく ただひとつの決意に沿って

ムーンリット

きみのことならすぐにわかる いつだってみてるから ねぇ ねぇ つきにかくれていいことしよう

メモリー

ほどけたことにきがついて いそいで言葉をたぐりよせた ケイタイ電話のメモリーだけで 繋がっていた脆い糸 Each of the following recipients was rejected by a remote mail server 失くしたのか 消したのか ちがいを確かめるすべもなく 手を振る前に落とし…

オレンジ

陽はここから見れば沈んでゆくが 別のどこかでは昇っているのだ 自分が回っていることに無関心な日常 何を想っても許してもらえそうなオレンジ あと何度この瞬間は巡ってくるだろう あと何度きみと出逢えるのだろう

メタファー

こころは見えない代わりに 様々な形にすがたを変えている たとえ歪んでいたとしても 愛と呼ぶことを決めたのなら 呼び続ければいい そう決めたのなら

何かの

何かのためにそこにあるのだろう 何かの役にたっているのだろう 僕も 何かの

久しぶり

久しぶりの海が怒っている

キックオフ

地図をみつめていても どこへも行けはしない なにかを決めて すすんでいこう えらぶのは君 えらぶのは僕 それぞれの みらいへのキックオフ

not

問わないことが ひとつの問いとなることがある 答えないことが ひとつの答えとなることがある 音なき秋の終焉

crimson

生まれかわれるとしたら もういちど薔薇をえらぶの 抱きしめたい 傷だらけのみらいが みえてしまっても 君は孤高の真紅

問い

急に冷え込んできました もうすぐ雪がふりそうです 胸の引き出しに仕舞った 永遠に届くことのない便り 傍らで幼いきょうだいが 毛布を被ってオバケごっこを始めた あなたともっと歳が近ければ こんなふうにも遊べたのかな わたしのこころのなかで かなしみと…

ふつうに考えたら

ふつうに考えたらさぁ ふつうに考えたら 人それぞれに ふつうが違っていることにも 気がつくはずです

がんばって

紅く染まりはじめた防波堤 かえりみち 自転車とめて みずいろのジャージの袖ごし きみはぼくの手をにぎりしめた がんばっているのに もっとがんばれだなんて これいじょうはがんばれない ぼくはうつむいて吐きすてた きみはなにもいわなかった ふたりはそれ…

モーニングムーン

みえないことにかこつけて あなたのきもちをきずつけた 午前6時48分 くっきり空に映る月 わたしの悪事を暴くよう ひかりを探しているうちに ひかりの意味をうしなった 彷徨ったのは夜でなく わたし自身の深いくらやみ 思いこみ 囲いこみ 塞ぎこみ 月はわ…

たらこ

夕飯にたらこをたべていて 思った ぼくたちは 無数のいのちの上に立っている たべるたびに思ってるのかもしれない ぼくはとても忘れっぽい あれはいつの冬のこと むしもころさぬかおをして たらこたらことうたう少女を 皆かわいらしいと拍手した ぼくもそう…

トリミング

きれいにうみをみせたくて よぶんなけしき トリミングトリミング きみのこころをしりたくて よぶんなことば トリミングトリミング だいじなところ きりすてないよう きをつけて だいじなおもい きりつけないよう きをつけて トリミングトリミング トリミング…

存続

在り続けることの厳しさを 町もヒトも刻んでいく

やさしい

やさしいことばをありがとう やさしいきもちをありがとう