2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧
なにもかもをてにいれて なにもかもをすてさりたい なにもかもがほんとうで なにもかもがまちがい なにもかもは なにもないこと なにもみてすらいないこと
いのちのはじまりとおわりが このせかいをかたちづくっている
この痛みを識らない人に何を言われても 平気だと答えていよう 幸せだと応えてやろう ずっと思ってきたこと 自分についた嘘 嘘はつきとおせば真実になると思ってた 強がりの背に貼りついたヤスリで すりへらしていくものに 目をむけずに あの日の きみの言葉…
優しい想いが結晶した 透きとおる石をあしらえて 君の胸に輝くbrooch 拡散する光のひとすじに きょうも導かれてここにいる 来る日も来る日も 繰り返す日常のかたすみで わずかなひとときを分け合い あたらしい旅の扉に手をかけて 僕等は言葉と宙に舞う
こぼれおちた水をろ過して まえよりきれいに戻そうと思う もうにどと痛みがこないように 丁寧に惜しみなく手間をかけて 振りかえることがきらいな君は くだらないと笑うかな また僕はそうやって いもしない君を気にかけている だけど今ならきっとできるんだ …
翼がほしいと唄ってたちどまる いま突然翼を与えらたら 鳥みたいに自由に翔べるだろうか 歩いていくことにさえ迷うのに この果てしない空を手に入れて 重い機械と秩序に託された昔の人の夢 得たものも失くしたものも大きかった 必要なのは翼だったのか 声を…
あの日の気持ちをたよりに おいてきたふたりをさがした ハイビスカスの坂道おりて 中学校へつづく海岸線 いろいろさがした 湿った砂にまみれてもみた みあたらなくてとぼとぼ考える かわらない気持ちなんてものが ほんとにあるのかどうか テトラポットを覗き…
前向きなものに否定されて かなしみはいっそう深くしずむ 悪気のないことは承知です どうかわたしをそっとしておいて 人の思いは人の数だけ 異世界どうしが隣り合う毎日に 自然とひずみは生まれます かなしみを吐き出したのは ただそうしたかったから あなた…
宵のしじまに秘めた 逢い引き 完璧にプラトニックな不純 気持ちなんてどうにでもなる はずなのに ねじの飛んだメトロノーム 誰の為にポーカーフェイス 見え透いた罠に君が 足をかけたその瞬間 うちあわせのように手をとるよ 「一緒に堕ちよう」僕は囁く 「ど…
心がスピード違反 それはHeartbreak
薔薇撮りて視線のさきに想いしは 朱に頬染めて喜ぶ貴女 ☆コトバナパラレル「薔薇と貴女」☆
またいつか それは 僕らがいない明日のはじまり 近い将来 それとも 無期限のみらい
紅の薔薇は 自らが薔薇であることを 識っているのだ そうでなければこの色は そうでなければこの香は その鋭い棘でさえ ああ すべての辻褄が合う
まだすがたをみせない 君に開かれているいくつもの扉 くぐるのかとじるのか その時がきたら君が選べばいいこと 何も心配はいらない 振向けばいつだって僕がここにいるよ こころにいるよ
2008年6月1日 新しい旅立ちの日 おめでとう 君の幸せを心から願います 晴れてよかったね