コトバナ2010 4Q
離れていく心の距離をはかれたら 二人は傷付かずに済んだのかしら そうともいえるし そうともいえない 解く必要のなくなった誤解は もはや誤解と呼ぶ意味もないのだ
心にひときわ輝くひかりを 信じて進んでみよう
明日は今はまだ世界のどこにもない 未来はひとりひとりがつくりだすもの 君には君の翼で行くべき場所がある
夜空の何もないところには 実は星が隙間なくぎっしりと詰まっている ひからない星は身を縮め ひかる夜空を夢みている
いっそ飛び交う全ての電波が止まればいいと思う もしそうなれば約束も捨ててあなたに会いにゆこう
それ以上でもそれ以下でも無いって 当然それも無いことになるね don't trip me don't trip me
奇跡を探すのはもうやめた 今をつくりあげてきた幾つものそれは 決して探し当ててきたものではないと 目の前の君が教えてくれている
かなしくて振り返れない去年の空は 今ものうのうと頭上に横たわり僕を傷つけ続けるのだ
ぼくはここまでやって来た だからここからも行くよ 記録より鮮やかな記憶を この時に綴じ込んで行くんだ
朝からすきな歌を聴いた いわば青春の1ページの なつかしいデュエット・ソング すきなものはすきと 声を大きくして言いたい 最大限の敬意を表して 詩がすき花がすき音楽がすき すきなものに囲まれると 気分もよくなるものだね この勢いで言えそうかな きみ…
綴じ込んだ時の中に 写りこむあなたの記憶 いとしさとやさしさが 半分のこころをみたしてゆく 携帯電話にはりついた 高野槇の松脂を 爪で削り落としたら 涙が溢れてとまらない わたしはいまも あなたとともに生きている 嵐のあとの晴れた昼間 わたしは信じる…
鮮やかな記録を手に入れたかわりに 鮮やかな記憶は失ってしまいそうに思えた CCD、CMOS メガピクセルギガピクセル テラペタエクサゼッタにヨッタ (ポッタとホッタ?それは熊) そういうことじゃないんだ ぼくはこころに刻みたいんだ
雲にまで届く要塞を見上げる私は ただの無力な一個に過ぎないけれども 想いは超えていくことができるのだ まばたきの先の宇宙まで
未完成でもいい たいせつなひとつ胸にだいて きみとあしたを歩いてゆけたら
この旅が終わるところに 僕は僕として辿り着けるだろうか 人が踏んで行く幾つもの轍 遺すべきは墓標よりも道標
ひねり具合の調節が上手くなったくらいで 強さを口にしても良いものだろうか だれかがふいに回してしまったら それか管ごと破裂してしまったら 涙は止めどなくあふれるばかりになろう
ときどき、君の一番になれたらいいな
あなたを連れ出したい ときめきのただ中に
もしもあのときああしていたら? いま生きていない可能性だってあるよね
天国なんて信じないけどあなたがそこにいたらいいなとは思う まだしばらく父と母をひとりじめしていていいからね いつかまた会おう
つぎのせかいもあなたにあいたい さかなにうまれていっしょにおよごう
夢中で君のステップを真似していたら ほんの少し君に近づけた気がした けど よく考えてみたら 君が僕を悲しませた事なんてなかった そこが大きな違い 埋まらない至近距離
さいごに僕が消えていくのは 君の心の中がいいよ
君の人生は誰かの絵じゃない すきな色に塗ればいいんだよ
今日も新しい箱がほどかれた 人は世界を食い潰していく ラインの外は硝子の砂塵 カラフルでつめたいリトグラフ 一分一秒、名を付されても 無数に生命は奪われていく 祈りを迷ううち迫り来る忘却 (やがて私もそれに含まれるのに) ほつれた言葉の行き先 ねじ…
こんなわずかな隙間にも世界があって温もりがあるんだ
かわってゆく景色 かわってゆく思い かわらないということば かわらないということは それに抗うつよさなの かわってゆく景色 かわってゆく思い かわらないということは かわらないということば ゆるされてゆく思い