2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

8月31日

きのうの雨で不服そうな子供たち きょうはすっかり晴れたから どこかに出かけなければならなくて 車で山を越えた 野の花やトンボでも撮ろうかと レンズ3本かばんに詰めて 高速のトンネル抜けたときの想像より まちはずいぶんひらけたところで たどりついた…

Action

届かぬ想いを手放して きらめく夜空に祈ろうか 何もしないのは楽だけど きっと明日の自分を嫌にする 天翔ける星に乗ろうよ そこに辿りつくまえに 星屑になってもいいさ 1億光年むこうのひかり それは 夢よりひときわ明るいReality

夏の雫

さよならの時間が近づくと 貝殻をひろうのもやめて もう ふたりは黙り込んで 君のジーンズの裾はびしょ濡れ 僕のシャツは汗ばんで 涙みたいに染みていた 椰子の木陰が涼しくて 余ってしまったカキ氷 指をつたう冷たい雫 ひとつでよかったね ひとつでよかった…

会いたい気持ち

会いたい気持ちってさ きっと 生まれるまえからあったんだよ

君行きバス

たくさんの停留所から 君行きバスをえらんで 夢をつつんで逢いに行こう いそがしそうな君 もうすぐ雨がふりだすよ くすんだ窓に流れる景色は 初めてなのに懐かしい 君はおこるかな それともわらうかな 鏡のむこう 思いがけず ぼくの姿がうつったら 君行きバ…

君と離れた海辺の町で

言葉を重ねるほどに ほんとうに必要なもの わからなくなって 君と離れた海辺の町で 僕は足りない色を探した 弱さを全部みせてしまったら 君はもっと離れていくのかな そうじゃないって君は言うけど ほんとのところどうかな 水面にうつる顔は こんな遠くでだ…

Jet

会えるよ どこにいたって君をみつける 想いは雲を駆けぬけるジェットさ

voice

声にして求めあうでもなく どこからかつながっていた道の先で 口唇は パズルの最後の破片のようにかさなった 音もなく柔らかく それは自然にはじまり 汗に滲む胸もとで 絡んだ指はもうほどけない 遠く巡る意識のなかで ふたりをもっとまぜあって 口移しに溶…

はじまりの

はりつめた夜空に すべてがはじまっていく音がした くちづけは永遠の味がして ひかりはすみずみにまでとどき もう戻れない時間さえ見えた

Blue Blue Blue

Blue Blue Blue Blue Marine Blue きのうまでの涙 トパーズの波間にうかべよう Blue Blue Blue Blue Sky Blue 果てしなくひろがる 世界のはじまりはここ Blue Blue Blue 砂ひとつぶも宇宙の証…

あたりまえに会おう

君をずっと知らないなんて 想像はできない 世間は思うより狭いよ 君に出会えていることを 偶然とも運命とも決めず 心の底から喜ぶよ あたりまえに会いたいね あたりまえに会おう もし僕らがまだ知らない同士なら この道のさきでバッタリ出会うんだ

夢にむかって脇目もふらず 真っ直ぐ走っていく君に 心からのエールをおくりながら こみあげるこのさみしさをどうしよう つたえるタイミングもなく ぐいっとのみこんだ言葉はまるで とびきりまずいガスウォーターさ 鼻のつけねではじけてしゅんだ 目眩をおこ…

目線

なんども目が合うってことは じぶんもそうだけど 相手だって結構こっちを見てるんだ 真意も勘違いもひっくるめて 気になるってことじたい それはなにかのはじまりなんだよ 君の記憶にまだ僕はいるだろうか 猛暑はどこまでも続きそうで それでも確実に終わっ…

Party

夜空の星に橋をかけよう 夢見るまえの小さなParty さあこっちむいて歩いておいで 集めて集めて ことばを集めて 繋いで繋いで こころを繋いで ふたり銀河で遊ぼうよ 夜空の星に橋をかけよう 夢見る前の小さなParty きみとぼくそしてSirius 点…

夏空と真空

夏空と真空は漢字が良く似ている 夏空と真空は感じが良く似ている 今そうおもったのはきっと ここにいるぼくだけだよ 遠心力でぺしゃんこ 体温計から抜き出された水銀みたい くだらないけどそれが今の僕なんだ

苦しまぎれ

苦しまぎれの嘘は 苦しくて嫌だね

positive

誰かの優しさに包まれる 記憶にすがりついていた きのうまでのpositive 果たされない約束が 順に褪せて消えいくのなら ぜんぶ反古にしてさっぱりしよう そうしよう どっちにしたって どっちにもしなくたって どうにかなってはいくだろうけど 夜が明…