声にして求めあうでもなく どこからかつながっていた道の先で 口唇は パズルの最後の破片のようにかさなった 音もなく柔らかく それは自然にはじまり 汗に滲む胸もとで 絡んだ指はもうほどけない 遠く巡る意識のなかで ふたりをもっとまぜあって 口移しに溶…
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