2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

認識

避けることのできない感情が どっと背中におしよせてきて 認めたくない 認めないぞ そんなことこれっぽっちも認めたくないと 思えば思うほど深みにはまる 不器用もの

奇跡

奇跡をおこして大切なものを守れるのなら すべてをひきかえにしてもいいから 開け放した窓に雨が降りこんで キラキラと幻影をうつしだす 濡れた指先でなぞると あなたは紙粘土のように崩れてしまう 本当のことなど これっぽっちも信じてくれなかった 奇跡を…

ビー玉

背中にしみてくる雨が 涙だと気づくのに 2年もかかってしまった 時間は痛みをすりへらす そして手垢をそぎおとす あとはビー玉 涙のビー玉 心のビー玉 喜びも悲しみも みんな心にころがっている

ダメージ

朝の訪れを もう何日も待ちぼうけていた 君はいくつもの夜に避難所をみつけて 偶然に腕の中におちてきたぬくもりに甘え 自分の心を誤魔化しているうちに 僕が待っていることなど 忘れ去ってしまったんだ そんなにかんたんにあきらめて もうどうでもよくなっ…

自責

言いようのない思いで満たされた心 感情的になると 決まって後からせつないね 落ちこんでいるあの人に 何て言えばいいかわからず とんでもないことを言ってしまった あの人はたぶん気にしていない あの人がどうということではなくて たまらなく自分が情けない

原因

ぼくを苦しめるもの 虫歯と 頭痛と あらぬ妄想

きみが言いたいこと

口に出さなくたってわかってる きみが言いたいことは ぼくが聞きたくないこと ハイウェイの急な坂道を 転げるように下っていく心 ステアリングをいっぱいに切り ブレーキを踏みこめば どうなるかくらいわかってる

一時的な感情

一時的な感情の強さは はかり知れない 一時的な感情に流されない人を すごいと思う

キレイ

洗いこんでシワシワの シャツみたいなハート キレイだけど せつない キミの言葉でキレたけど 今日はキレイさっぱり 好き

真実

世界が燃えつきてもきみをはなさない 一日にあきれるくらい耳に流れこむ 愛の意味がまだわからない 嘘は言わないで 嘘ならつきとおして 嘘はつらいから 世界が海に沈んでもきみをはなさない きみが真実でさえあれば

曖昧な感じ

曖昧な感じが好き 曖昧な感じは楽しくてせつない 曖昧な感じは不思議でかなしい 曖昧な感じが好きと あの人は言った

3 months

時計の針を気にせずに君と歩けたら どんなにいいだろう 遠く離れて愛が終わるなんて 誰の口からもききたくない 君が信じてくれるだけの何かが 僕の中に存在するか 僕はただずっと君といたい 心の弱さの前に 夜が大きく立ちはだかる 今のところは負け知らずの…

幸せの音色

幸せの音色というものが確かにある。 あのひとに会う日の街の色々な雑音は いつもとちがってきこえるから もちろん悲しみの音色だってあるけれど もうそれは口にしたくないから 今日は幸せの音色だけに耳をかたむけて歩く。

regret

ただじっと 時が過ぎ行くのを待ってみた 一日のはじまり まだ誰も触れることのない朝がくる 無償の笑顔 無償の愛 一日の終わりのささやかな祈り 何もかもすべて 会えなくなって気がつくなんて

lost

心が弱くなるような夜に 孤独を拭い去れなくて 君を想った いつか いつかはと 待ちつづけていた夜明けに 思いがけず 君を失った

ユメ

夢ユメゆめ 夢で終わりたくない事 夢と思いこみたい事 夢ユメゆめ 事実は限りなく厳しくて

So long

So long また会えるのに もう会えないような 響き

ティータイム

目をとじて 耳を澄まして LOVE SONG でも聴きましょう ドライブもショッピングも楽しいけれど たまにはお茶を 二人のテーブルで

水平線

幼いころ 空と海は 遠くで一緒になって 溶け合って ひとつになると思っていた

無限の星の下で 両手をいっぱいに広げる 砂のついた爪先をあらって 透き通る世界にそっとはこぶ 冷たい地球は端までのびて 空と太陽を呑みこみ やがて月も 永遠に足を踏み入れたような 心地よい浮遊感 目をとじて大きく息をすいこむと 体のすみずみまで浄化…

かわらないこと

変わることが 大人になることと 信じてた 変わらないことで 大人になれたらと 今では思う

めぐりあう朝

めぐりあう朝 ぼくらは手をつなぐ 希望と 夢と 勇気 大切なものはすべて それぞれの胸のなかに 同じ夜と別々の朝が つづいても いつかは めぐりあう朝 ぼくらは手をつなぐ 希望と 夢と 勇気 子供たちに 木や 花や 草に 明日を