コトバナ2010 1Q

おいでよ

君も咲きたいんだね おいでよ いっしょに 季節を繋ごう

Spring has come

さあ、春をはじめようか

こころのいれかた

こころなんて写らないけど 詰め込んだりはできるだろ

ちょっとだけ

君が苦手な雨の日に君が元気な理由が僕だったらいいなってちょっとだけ思ったんだ ちょっとだけそうちょっとだけ僕だけの君だったらいいなって ☆コトバナパラレル☆「ちょっとだけ」

おなじ花

あの日あなたも おなじ花を みていたなんて あの日わたしも あなたの夢を こころに抱いて

前提

ブラックボックスの前提を 疑わなければならない時が来た その蓋が固く錆付いていても

レジスト

世界が朝をわすれても 人は光をもとめる 世界が夜をわすれても 人は闇をつくりだす

はるいろ

ゆめも まことも はるいろに、そまれ

しないしない

しらないからしない しってるけどしない みためは同じでも そこにはうんと差があるね しらないことをしりたい しってから しないこともえらびたい いつまでもサプライズばかり 喜んではいられないんだ

シロクロ

きゅうに白黒つけようったって そうやすやすとはいかない シロクロで撮るとよくわかる いちばん多いのがグレーってこと

both sides

わかるとこから埋めてけば 足りないものは見えるはず だけど気をつけていきなよ せかいはひとつと限らない

ドリル

こどものドリルに あった問題 詩を読む④ つぎの詩を読んで、問いに答えましょう。 作者の伝えたかったことは何ですか。 正解40点 そこで私は困り果てる 詩を書く全ての者が 詩で何かを 伝えようとしているのだろうか 言葉を時に刻み込み ただそこに存在し…

リトライ

こころでシャッターきりながら このまえ歩いた駅のそば カメラを下げて来たけれど あの日写せたあの気持ち 今日はどうにも収まらない 絞りがちがうのか 露出がちがうのか 選んだレンズがちがうのか ちがいをさがしているうちに ケイタイに書きとめたメモ 思…

最後。

ここは最後 これも最後。 さらり言ってのけた防波堤 スカートを拡げる風 人差し指でピンとはねた そのくせ君はときどき いのちが無限にあるかのような 行動をしてるよね 僕の言葉は耳に入らない 遠くをみつめるときは特に ここは最後 これも最後。 なんて気…

prayer

神さまを信じてない僕だって 祈りたくなるような月でした

エスケイプ

足どりが軽やかなうちに うんとどこか遠くへ行こう 雨雲も追いかけてこれないくらい その位 クライ NO MORE 率直にかつ手短に言おう エスケイプ希望

ラウンド

いまとむかしが違うなんて もはや公言も憚られるくらい 目まぐるしく世界はラウンド いまときのうと比べたって もうずいぶんと変わっている 目まいを誘うデータも@ROUND 僕等はいつのまにか 地球よりもはやい速度で 駆け巡らされてるぐるぐる 手にしたぬくも…

laugh

大富豪と運命の人 君ならどちらを選ぶ テレビ映画のCMの間 しばらく君は考え込んで お金もちかなと舌を出す 最低だよ と僕が笑う 最低よね と君も笑う 運命の僕たちはもう どんなことがあっても となりで笑いあえる

サイレント

何も感じなかったから 何も言わなかったんじゃない 君の事考えなかった日は いちにちだってなかったよ 想いは今日も伝えられずに 波のように静かにさざめく

シグナル

そういうわけにいくまいと ゆうべ悩んで決めたのに 鳴り響いてるシグナルを 右手で強く押さえてた 失ってもかまわない 何処か遠くで声がして 仰ぐ視界に拡がった 書き換え不可の曇り空

おやすみ

安心しておやすみ その手を離しても 月あかりで君を探せる どこにいても 君を探してあげる

気になる

同じ ことも 違う ことも 君だからこんな気になる 確かめたくなる

傷つかない距離

解り合えること 識っているのに 傷つかない距離 君は護りたいの

遠ざかる

ひかりが遠いほど手を伸ばしたくなるのに 知っているの遠ざかるあなたは遠ざかる

はじめの言葉

言っても言わなくても 時が終わっていくのなら ここにあるだけの想い 順にあなたに渡したい 私に時間をくれますか すべて言葉にかわるまで そばにいてくれますか これがはじめの言葉です あなたに 会いたかった

こたえあわせがすんだら

こたえあわせがすんだなら なぜそれが問われたのかも すこしはかんがえてみて

しじんのし

こころはきえてしまう うす暗いやみのむこうへと カランコロンと丁寧に 音までたててきえていく ぼくはことばをおいてゆく そのうちだれかがきがついて 花にそだててくれないか 不粋なひとりよがりの期待 からんころんころんからん。 魂なんてありはしない …

たしかめておきたいこと

きょうもまた いっしょに生きれたね

わすれないという誓いについて

わすれていいよ まもれない約束なのでしょう

同じこと

気持ちだけでは海を渡れないのと同じことだ