コトバナ2009 2Q
さよなら 夢のようだった きみとさよなら またつぎの世界で
指先から流れだす文字 ひとりあるきのダイアリー どうでもいいなんて気持ち 本当はないんだ 雨がこんなに目にしみるなんて 忘れてた きみの心も かわらないと思ってた 完封されちゃったね ぼくの負けだよ ちぎれたコンパス 三角定規にひとかけら 雨
限りあるものの全てを 目にすることは叶わない 私にはこの海岸の砂粒を 数え上げることすらできはしない この短い命のおわりに 私は何を想うだろう 細かな砂利が纏う熱に 過ぎた掌をかさねたら ここは遥かな有限の裾野 あなたが手にした無限に かぎりなく近…
幾重にもかさなった嘘 剥がしても剥がしても 本当の事が見えなかった 君の言葉が解らない それだけでも泣けてくるのに 躍起になって 剥がしたら剥がしたら もう嘘はからだの一部で それでもむりに剥がしたら みるみるうちに血が滲んで じくじく疼く場所を あ…
またこんど またこんどね こんどがないかも しれなくても てをふるきみに わらってこたえよう こころのかげりに せなかをむけて いちにのさんで きみのめをみて またこんど またこんどね おぼえていて そのきもち きみも ぼくも またこんどまで
とりとめもない明日への憂いは 今と未来を毀してゆくばかりだ
割り切ってかんがえることにした このさい端数も@ROUNDDOWN さっぱりと-6,0でカッコ閉じ 半分気のないあいつの為の かなしみなんて真っ平御免さ ありのままでいいのよ？ やれやれ無神経な物言いはおよしよ その数式は正しくありません ありのままってほんと…
その願いを護りぬいても あなたがいなければ
ギリギリのところまで意地をはって 駄目ならあとで傷つこう
僕と君とはあまりに似過ぎて 同じものを見つめて 同じものを見逃した 恋人以上とか未満とか 言葉にするとばかに陳腐で 帰り道分かれる駅のコンコース 初めて向き合った眼差しを 僕らほとんど同時に逸らした それから何年 何度も間違ったのに 気がつけばいつ…
懐かしくて、優しくて
あなたに、とどけ．．．
頭を捻って考えなくても 至極単純な結論さ 回収不能のサンクコスト つまりは時間を無駄にしただけのこと だけどさ なんの役にもたたないのなら そんなの埋もれさせておきゃいい 失くした時を巻き戻すより 僕は僕なりの明日を目指すよ
「答えは決してひとつじゃない」 なんて そんなのは厭だ あなたと ひとつの答えを見つけ出したい
奇跡か運命ならどちらを択ろう あなたとここにいる今を 何かの形で名付けられたら 世界を見つめれば針穴ほどもない 小さな存在と事実 それは私たちだけにわかる 特別な意味となればいい 新しい緑を敷き詰めた空の下 あなたの横顔を眺めていると こころが内か…
どの道を通っても、あなたに辿り着くような気がした
花の躰を土の中の根が支えるように 君の言葉はその優しい心が支えてる もうずっと まえからしっているよ がんばれといってくれてありがとう
どこかでだれかが みていてくれるなんて エスパーじゃあるまいし ホントウノジブンなんて ただのイメージ そうありたい理想型 笑っちゃう 言葉にしなきゃ アノヒトニワカルワケナイ
この青空を縫って あなたに辿り着きたい そのさきのシーンに たとえ私がいなくても
あのひとのしあわせを願うのに この胸騒ぎがあってはならない
そして静かに時は満ち 遠いみらいの約束が うららかな春の陽の下で 果たされたのでした
非礼に非礼で応えるのは 自身の質を落とすことだ
在ることを選ぶ強さがあれば 恐れるものは何ひとつない
君のこころに飾る景色を さがしあるいた日曜日 すでに春はこんなにも 日差しを柔らかく変えている 赤茶けしなだれた木蓮 葉桜のさわやかな緑色 蕾をつけた白ツツジ めくるめく交代劇の陰で 線路わきでもひっそりと 季節は受け継がれていた しずかに穏やかに …
しあわせなんて簡単 花と写真と君が焼くパン それだけあればすぐ
明らかに落ちてるテンションの理由 よくわからないけど なんだか なんて嘘だ それははっきりしている できなかったことがみっつ やらなかったことがふたつ
人にない何かをもっていても 何かで終っちゃだめなんだよ がんばれ だからがんばれ
検索もできないような 情報を山ほどもっていたって 逆剥けの皮ほどの値打ちもないさ 必要なのは たくさんのメモリィじゃない 生きているあかし 生きている言葉だ
浮わついた気持ちかどうか いちど調べてもらいましょうか
