てのひらのぬくもり分け往く街は いつかたしかにここだったはず おなじあかりが灯っていたはず

無知が悪意にすり変わる時もある 勿論僕が悪いのだ ニアリー１００％ 嘘偽りなき模造

扉を蹴ってひかりのほうへ走りたい その先が闇だと知らされていても ひかりを選んで駆け出したい

選んで差し込むカセットみたいなのを個性と言うなら 問題はやっぱりハードの方

joker引いたなら観念して窓際でお待ちよ 口うつしであげるかわいらしいナイトメア

光をたくさん吸いこんで 充電したような気持ちになって すこし歩きすぎたみたい きみがいたらどうかな ひとりカフェには入りにくい つぎの駅にはまだ遠い

でたらめなタイマーをどうにかして きみとの距離をカウントダウンしたい

光ばかりでも影ばかりでもない それらはバランスを変えながら うまく釣り合っているようにもみえる わたしのこころがそうさせるのか わたしのこころをそうさせるのか どうであれ日は沈みまた昇る

評価を他人に委ねることは 死の宣告を待つのと変わりないわ 君が言うのはどれも詩みたいで 未だ読めない行間の数々 失くした心取り戻そうとは思わない 君がぼくにくれたのを 孤独ととるか自由ととるか いずれの選択も権利は僕にあるのだが 君がどう思おうと…

いちにちひとつはじめてのことしよう これまでに僕を変えてきたいくつかの 大事なことは待っていても来なかった また僕は変われるのかもしれない 今すぐ今日すぐにとあせらずに 新しい僕を迎える準備をしておこう いちにちひとつはじめてのことしよう てはじ…

なにもしないより やってみてだめなほうが 幾分かっこいいじゃない 意味無いじゃん？ 意味はあとから考えりゃいい 言ってる時間で色々出来るさ

すべてを失うより すこしを失う方が かなしいのですか そうなのですか ならべて ながめて くらべても けしごむひとつ 千切れませんでした

あのときしずめたおもいを ひろいにきたけれど ここではもうないみたい かわりになにかひかっている

小手先の安堵を繰り積み重ねて ぽろぽろ綻ぶミルフィーユのパイ まん中あたりは甘くておいしい 厚くしすぎてそこまで行けない

見えない恐怖と 見えている恐怖 世界は僕の都合に合わせて わかりにくく仕組まれてある だれかを責めることは容易い 道端の石ころを蹴るようなもの 正義を求めて闇を暴き それが差し出されたとき 逃げ出さないと約束しますか

正しさだけを求めたらわたしたちは自ら破綻してしまうのに

もう時の流れには逆らわない 負けを認めてここから進もう

茶色が緑だって言ってもそれはそれである意味正解 君は僕だよって言ってもそれはそれである意味正解

真実を定義しよう 気まぐれな者らが決める価値に振り回されたくはないのだ

変えられなかった運命に もう口をつぐんで さようならの代わりといたしましょう あなたを忘れたりはしないから 痛みはすべてここに置いて それはわたしたちが引き受けるべきもの どうぞやすらかに

こわれた未来を積み直そう

ほんとうに必要なものってそう多くはないよ 沢山の要らないものに埋もれていて分かりにくいだけ

君の言う月を探したよ 眼が沁みるような青空 この空のどこかにも それは絶対にあるって いちにちいちどくらい 何か信じてみるのもいい めのまえの事にとらわれて 空のことさえ忘れていたんだ ありがとう 空に向けて言えばいいの 君もそこだね 君の言う月をみ…

もう巡り合ってしまったから そこにあなたがいない風景を この眼に映すことはできない もう巡り合ってしまったから

あたらしい夢をぼくと始めよう