さよならの時間が近づくと 貝殻をひろうのもやめて もう ふたりは黙り込んで 君のジーンズの裾はびしょ濡れ 僕のシャツは汗ばんで 涙みたいに染みていた 椰子の木陰が涼しくて 余ってしまったカキ氷 指をつたう冷たい雫 ひとつでよかったね ひとつでよかった…
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