イメージ 1

 
また今日もとびたった
甲高い声の歌い手たち
真夏のまばゆいそらを不器用に
なないろの羽根をばたつかせて

じぶんのみじかい生涯を
しっているのかいないのか
舞台は毎朝五時きっかりに
幕が切って落とされる

そのうすい殻を脱ぎ
残りのじかんを識ったとき
私は 何を迷うだろう

めざす場所はただひとつ
あなたのもとにとびたって
残さず愛を 歌うだろう