2007-09-18 wallflower コトバナ2007 3Q 雨あがりの曇った窓ガラスに 指先が綴ったのは またあなたの名前だった 軒からぽたぽたこぼれる雨の雫は 私の涙であり あなたの血 もの言わぬ花となって あなたのそばでわらっていられたら そうすればもう言葉が あなたを切り裂くこともないのでしょう 優しいだけの壁の花となって あなたを癒すためだけに ここに居たい そう考えてはいけませんか そんな私を嫌いになりますか