wallflower

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雨あがりの曇った窓ガラスに
指先が綴ったのは
またあなたの名前だった
軒からぽたぽたこぼれる雨の雫は
私の涙であり
あなたの血


もの言わぬ花となって
あなたのそばでわらっていられたら
そうすればもう言葉が
あなたを切り裂くこともないのでしょう


優しいだけの壁の花となって
あなたを癒すためだけに
ここに居たい


そう考えてはいけませんか
そんな私を嫌いになりますか