雨を待つ

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またそうやって無理に笑うんだね
からからに渇いた土に
どうにか立ってる小さな一輪
風に抗い 空を仰いで水をまつ
それが君

太陽は今日を容赦なく
ひとつのこらず焼き切っていく
それでもいつか
その頭上に雨は降るだろう
かなしみもいつか
その腕の中で終わるだろう
それはかならずやってくる
仮に君が望まないとしてもだ

今は何ひとつ問わずに
君に降る雨を僕も待とう
君の喉が再び潤い
また唄い始めるその日を待とう

だがその雨に気付くのは

僕ではなく 君だ