2008-07-20 Element コトバナ2008 3Q なんでもない一日だって 分子レベルの些細なできごとが 集まって私を変化させていく 私たちは時を生きているようで 本当はそうじゃないよね 土と水 ひかりと温度 そのすべてがゆっくり揃い やがて鮮やかに花ひらくとき 時が来たと人々は云う 穏やかな日々の静かなカタルシス さながら遠い国から遥々旅をしてきた勇者に 希望を託すかのように 私は今もみらいの自分を しらばっくれている