A part of ...
或る日のあなたの歌声に
誘われて行く波打ち際
地球の裏側まで
透けてしまいそうな渚
ここで幾千幾億の
いのちがうまれて
きえて
砂になりました
水になりました
いのちがうまれて
きえて
砂になりました
水になりました
いきていくことの輝き
信じることができたとしても
答えは訪れないでしょう
いきてきた時の瞬き
だれひとり知り得ない刹那
信じることができたとしても
答えは訪れないでしょう
いきてきた時の瞬き
だれひとり知り得ない刹那
さざ波の気泡のひとつぶに
近づいていく体温を
憎んで
迷って
愛して
羨んで
わたしもいつか往くのです
近づいていく体温を
憎んで
迷って
愛して
羨んで
わたしもいつか往くのです
この身を世界に繋ぎとめる
はいいろの鎖を断ち切って
やさしい瞳のあなたのもとへ
はいいろの鎖を断ち切って
やさしい瞳のあなたのもとへ