しき

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それぞれのしきたりにしたがって
運ばれていくはるを見物していたら
もうあの花もさいているのかと思ったり
アイスコーヒーの貼り紙などもあって
気の早いつぎの季節の気配がしたのでした

きびしくながいふゆなど忘れたかのように
それはふるまいというのでもなく
どこかとおくのほうから空間ごと押し出されてくる