この空の下の鮮やかな色彩の すべてを花はしっている 花はお喋りしない 花は歩きもしない ただそこにいるだけで ことばをくれる こころをあるく 花になれたらいいのに たまらなくいま 太陽のひかり浴びたい
トレンチコートに身みをくるみ 無音のエスカレーターをくだる 平凡な人影 つかれきって言葉を全部 どこかに放りだしてきた背中 水かびのにおいがする地下鉄のホーム コンクリィトが足の裏から染み込んで したからじゅんばんに凍りつきそう もっと寒かったん…
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