2007-06-30 詩人として 人として コトバナ2007 2Q 気が付けば何年もこうやって 言葉を描き綴ってきたけれど それで自身を詩人と言えるかどうかは 今でもよくわからない もしもその名を冠することが赦されるなら わたしはひとりの詩人として この眼がうつす全ての景色をうたいたい 草のように樹のように この肌が触れる全ての季節をうたいたい そしてひとりの人として 己が愛する全てを支え また 支えられたい 詩人として 人として 生きてこれてよかったと 最期に笑えるように