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幾度となく選んできたわかれみち
渡ったばかりの橋は焼け落ちた

一分時を戻せたら
掴んだかもしれない幸福
あるいは炎に巻かれてそれっきり
泡立つ心を制し次の一歩を模索する
目前に拡がるけものみち
時間はたっぷりあるようで
こうして迷う間にも次々失っている

後悔をしたくなければさきに
全力を尽くしておかなければならないだろう
けれど明日同じ思いを信じられるか
明日がよくても明後日は?
一週間先は一月さきは?
一年さきは十年さきは?

道は長く長く続いているようにも見える
僕はどれだけ生きられるだろう
明日までかもしれない