2013-12-07 束 コトバナ2013 宵闇の雨に濡れ 束の間の静寂に身を潜らせた 拡がる深みに息を殺して 孤独の言葉のその意味を 自己の歪みと問い質す 傷つけられたと泣き喚き 孤独の言葉のその意味を 独りきりでいいことと 正しさと誤まりの 線引きを きちりとして於かないから 弱みはいつかやさしさに 甘みはいつかくるしさに すり替わっていったのです さて宵闇よ 雨が去れば私のすべてを 束の間の夢にしてください 後悔はそれまでに済ませます ☆コトバナパラレル「束」☆