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宵闇の雨に濡れ
束の間の静寂に身を潜らせた
 
拡がる深みに息を殺して
孤独の言葉のその意味を
自己の歪みと問い質す
 
傷つけられたと泣き喚き
孤独の言葉のその意味を
独りきりでいいことと
 
正しさと誤まりの
線引きを
きちりとして於かないから
 
弱みはいつかやさしさに
甘みはいつかくるしさに
すり替わっていったのです
 
さて宵闇よ
雨が去れば私のすべてを
束の間の夢にしてください
後悔はそれまでに済ませます
 
 
 
☆コトバナパラレル「束」☆