but alive

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ちがうのかもとおもってきた事が
やっぱりちがっていた
経験的に違和感はだいたい正しい
わるいほうには特に
 
次に活かせばいいよといっても
それは次があるときに限る
僕らは僕らがおもうより
限定的な日々を過ごしてる
 
巨悪に立ち向かえるのは
お話しのなかだけ
明日の準備に手いっぱいのぼくたちは
目の前の些細なきめごとも
かけひきや足の引っ張り合い
 
約束は言葉だけになって
言葉はまもるためだけになって
そこに綴じられていた意味は
もはやかびだらけの古い巻物
 
それでも小さな達成感や
ささやかな幸福感を
感じとりながらまいにちを
強く清くいきてみたいのだ
くじけてもまた立ち上がりたいのだ
 
次ではない今日のために
いつかではない明日のために
 
 
 
☆コトバナパラレル「but alive」☆