2009-03-13 足りないのは コトバナ2009 1Q 足りないのは言葉だったのか 夢にうちこむあのひと程に 私は何に誠実だったのか わかっているとうなずきながら そのさきの未来をゆびさしながら つらいといったあのひとの かなしいといったあのひとの 涙をみたことがあったのか 木目をそろえた茶碗のひとつが しらないうちにひびわれている 足りないのは言葉だったのか 問うこともいまとなっては